« クマの縫いぐるみ | トップページ | ねむ~い? »

2004.06.09

雨上がり

196818.jpg今日、日本では130年ぶりとなった金星の日面通過が起こりました。
ただ、あいにくのお天気で全国的に観測は厳しい状況であったようです。

朝から打ち合わせで出かけていたために全く観測は考えていませんでしたが、全国の観測者達のことを思うと1分でも晴れ間がのぞいてくれるよう願っていました。
その願いが通じたかのように時折見せる晴れ間が思いのほか広がってくれましたので、あきらめずに観測を続けていればまずまずの成果が得られたのではないかと思えるほどの状況でした。

ところで今から130年前の金星日面通過はというと、明治7年12月9日で当時は105年ぶりの観測ということもあり、条件の良い日本へフランスやアメリカなどからの観測隊が訪れていて、観測地となった長崎県琴平山には金星観測記念碑が残されているそうです。
また、観測に伴って行われた東京長崎間の経度差を求めた経緯度原点確定の記念碑も残されていました。

明治7年は、新橋-横浜間の鉄道開業から2年後にあたり、大阪-神戸間の鉄道が開通したり、読売新聞社の創刊や税制の近代化と言われる印紙税などが導入された年で、日本が大きく近代化に向けて動き出した年であったようです。

以来この130年の間に大きな戦争を乗り越え私たちの暮らしは想像も出来ないほど大きく変わったと言えるでしょう。
金星は太陽の周りを211回公転して再び内合を迎え、この記念すべき現象を再び今日引き起こしてくれました。

こうした天文現象を追っているときに思うことは、この次の現象が起こるときには戦争のない平和な世界が築けているだろうかということです。
今も中東をはじめとして世界中で発生しているテロや民族紛争、そして様々な武力衝突など地球上には常に戦争という文字がついて回ります。

本当に平和で誰もが安心して過ごせる地球になってくれることを願わずには居られません。

次回の金星日面通過は8年後の2012年6月6日、そしてそのまた次が2117年12月10日となります。

--

2004年06月09日は、1年の 2.273292分の1、 43.989071% を経過しました。
地球誕生から現在までを1年とすると 2,023,497,268年、火山活動が活発で大陸の成長が進む。
宇宙誕生から現在までを1年とすると 65.983607億年 に相当します。

今日の写真:雨上がりに広がった金星の日面通過中の夕焼け

|

« クマの縫いぐるみ | トップページ | ねむ~い? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3024/737150

この記事へのトラックバック一覧です: 雨上がり:

« クマの縫いぐるみ | トップページ | ねむ~い? »