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2006.04.09

ソメイヨシノ

Img_0398古くから私たち日本人が愛してきたこの花は、21世紀のニホンジンにも愛され続けています。
これほどまでに多くの人々の心を捉えて放さない魅力はどこにあるのでしょう。

「長い冬を堪え忍び、一気に開花するためには大きなエネルギーをその内に秘めている」
その姿が日本人のナショナリズムに極めて一致した植物であるとも言えそうです。

江戸時代から接ぎ木による栽培で増やされてきたこの樹木は、遺伝子上の欠陥によりその寿命も短く、何よりも花による交配が出来ません。

Img_0407言い換えれば私たちに都合の良い植物を交配させ接ぎ木や挿し木というクローン技術によって大量に栽培し植えて来たことになります。

しかしながら、この花が私たちの心を捉えてはなさいのは、極めて特殊な咲き方をする花の特徴が人の手によって個体を増やし繁栄することへと繋がっています。
結果としてソメイヨシノは他の同種を淘汰して来たことになり、日本人の心に共生している花であると言っても良いのかも知れません。

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