未だに決着しない責任問題
まず、下記の記事を読んで頂きたいと思います。
昨年11月に打ち上げ後に軌道に乗せることが出来ず失敗に終わったH-IIAロケット6号機の責任を巡って騒動を巻き起こしています。
政治家からすればロケット失敗は天災このような事態になった背景には、まず「たまたま大臣の任期中に起きたロケット失敗の責任を、なぜ自分が負わなくてはならないのか」という政治の側の感覚がある。政治家にすれば、科学技術を担当する大臣の席はキャリアを重ねていく過程での一つのプロセスだ。つまりロケット打ち上げ失敗は、一種の天災なのである。「自分が決断して開発が始まったわけでもないロケットの打ち上げで、偶然大臣である自分が責任を取らされるのは理不尽だ」というわけだ。
同情できるシチュエーションではあるものの、この論理はそのままどんどん伝染していく危険性がある。「自分が宇宙開発委員の時に、事故が起きるのは理不尽だ」「自分がJAXAの理事長(あるいは理事)の時に――以下同文」。この連鎖は、「自分がロケットを作っており、自分がロケットを打ち上げている」という確固とした自覚を持つ者のところまで続く。そして自覚のある者は、責任者と呼ぶに十分なほどの権限を与えられてはいない。結果として総無責任体制が出現することになる。
まさに今の日本を象徴しているような気がしてなりません。
どこかのCMのように、無責任な上司を何人も背負って歩く平社員は重責に堪えかねるか、自らも無責任体質へとなって行くのでしょう。
責任感の無い管理職制度などを廃止して、現場で責任を持って働く者にもっと権限を与えて欲しいものです。
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2004年08月07日は、1年の 3.327273分の2、 60.10929% を経過しました。
地球誕生から現在までを1年とすると 2,765,027,322年、
宇宙誕生から現在までを1年とすると 90.163934億年 に相当します。
前回の答え:2月
朔望周期は平均29.5日であるために、閏年でも29日までしかない2月には2度の満月を含むことが出来ません。
また、2018年のように1月と3月それぞれ2度の満月を迎える場合には、2月には満月が一度も巡らないことになります。つまり1ヶ月おきにブルームーンになっているものの実際には続く4度の満月が2回のブルームーンになっていると言うことになります。
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